川越ボーイズ・シング

 寓話のように誘導されるアニメ。TOKYO MXBS11テレ玉で放送、dアニメストア、Hulu、U-NEXT、スマートパスプレミアム等で配信された。

全話みた。失職した音楽家が少年合唱団を結成、コンクールで優勝を目指す話、なのだがその音楽家がトンチキな天才で、彼に合わせているうちに、ずれていた少年らが重なってゆく話。

 この多少ヘンをアニメをなんと評すればよいか実のところはっきりしないのだが、団員を怒鳴りつけて従わせる話ではないので、(昨今の社会政治状況から)好みが分かれると思われる。

 題名通り埼玉県川越市を舞台に、当地の産品を一話一品紹介しながら活動する観光アニメでもある。が、Blu-ray / DVDが発売中止になるなど不遇なアニメだ。

1話と最終話に登場する「だんぼっち」が実在する商品で、主人公のあだ名にもなっており、販売元も協力している。ただエンディングには別のダンボール会社名が挙げられていて困惑する。どういうことなんだ……
2024年1月22日追記と訂正:ちゃんと社名が挙がってた……



同じく川越を舞台にした「月がきれい」も売れないアニメだったらしいのだが、これをみた視聴者が自身の思い出を語るほど丁寧な作りで、もっと評価されていいアニメ。
月がきれい prime video :Amazon.co.jp