Opus.COLORs

 「Opus.COLORs (オーパスカラーズ)」は架空の現代芸術を題材に、青少年の交流を描く群像劇。
TOKYO MXBS11AT-Xで放送され、DMM TVの他Huluストア、U-NEXT等で配信中。
2023年9月24日に「永茜高校学園祭~パスカラアートフェス~」開催予定。

全話+特別編をみた。芸術学校を舞台に、その一角で見つかった落書き(作中ではスクリブルと呼ぶ)が主人公らのあいだに波紋を及ぼし、両親やその周辺と過去を交えて物語が進み、過去に囚われた者が解放される話。

芸術は医療に貢献できることが知られているのだが、主人公らが卒業後、作中の新興芸術を社会で活用する物語を後半で描いて世界観を広げてもよかったんじゃないだろうか。

 AR (拡張現実)技術による架空の現代芸術は作中でパーセプションアートと呼ばれ、ミュージックビデオのよう。
アニメと音楽を組み合わせた作品は、とくに2010年代から顕著になり、主にアイドルを題材にして流行、このアニメはその一変種に分類できる。
アニメの主なスポンサーが玩具会社から音楽出版社に交替して起きた現象だが、玩具会社による成功例「ラブライブ!」シリーズもある。